Latest Entries

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

飛蚊症の原因

目の前に蚊のような浮遊物が浮かぶことから飛蚊症という名前が付けられています。
この浮遊物の形は、黒い糸くず、点、透明なもの、雲のようなものと様々あり、原因もさまざまで安全なものから危険なものまであります。初期の段階では、強い光や明るい場所で白い壁を見るなどしないと見えないので、自覚することが少ないため網膜剥離や眼底出血の治療を遅らせてしまう場合もあります。

飛蚊症の原因には、網膜剥離や眼底出血などの病的なもの、生まれつき、老化による3つがあります。

生まれつきの飛蚊症
人は生まれる前、胎生期の目の硝子体(カメラのフィルムの役割)には血管が走っており、通常出産時にはきれいに消えています。ですが、まれに血管が消えずに残ってしまい濁りとなって網膜に映し出されて飛蚊症の症状、黒い糸くずなどが見えます。

老化による飛蚊症
これは、肌のシワや白髪と同じで硝子体の老化が原因になります。
元々、硝子体は卵の白身のような弾力のあるゼリー状の組織で、目を衝撃から守っているのですが、加齢にともないゼリー状から水に変質していきます。
この減少を離水といい、小さな水の部屋を作り、網膜に影として映し出されて飛蚊症の症状が出てきます。老化が進んでいくと、離水した小さな部屋が多くなり黒い糸くずなどが大量に見えてくるようにもなります。

病的な飛蚊症
飛蚊症自体は病気ではなく症状ですが、網膜剥離や眼底出血といった危険性の高い病気の症状として現れる場合があります。
まず、眼底出血ですが、網膜は血行が悪い状態が続くと新生血管という細くて非常にもろい血管を硝子体内に進入させ、血液を多く取ろうとします。
この新生血管が何らかの衝撃などで切れてしまうと、硝子体と網膜に出血が起こり、出血した血がぼやっとした影などが目の前に移るようになります。
網膜剥離においては、離水が関係していますが、離水によって硝子体が水に変質していくと一つに大きく集まり、眼内の後部(網膜側)に移動します。
これを後部硝子体剥離といいますが、このとき網膜と硝子体の癒着が強い箇所などがあると、網膜が引っ張られ亀裂が入り、網膜裂孔になります。
網膜裂孔になると、その裂け目から液化した硝子体が入り込み網膜を剥がしていき、網膜剥離になります。